SSブログ

一夫多妻制

三連休は京都に行っていました。
秋の京都といえば、もうそれだけでブランドと化している。
ただ、関東の人がこぞって京都に出向くことにはあまり良い感じを抱いてない。
秋に京都に旅行している自分が好きなだけだろお前は、と。
連休明けに「連休は京都に行ってきたよ~、超綺麗だったよ~」って言いたいだけだろ、と。

今回の上洛は主に書道部の会合に出ることが目的だった。
同志社の中でも最古の部類に入るサークルで、既に70年以上の歴史を持つ。
(最古は100年を超すグリークラブだそうだ。)
よって、この書道部の会合には老いも若きも、男も女も、多種多様な人間が集まる。
そういう場に参加できることは、単なる懐古的なそれ以上に、
非常にエキサイティングなものを得られる。


京都は某寺にて(2007年11月24日)

それはそうと、さっきタバコを吸いながら一夫多妻について考えていた。
どちらかというと「一妻多夫がなぜないのか?」について。
正確に言えば、一妻多夫は極僅かだが例があるらしい。
で、結論に達した。恐らく二つの理由によるのだろうと。

①子孫繁殖数の問題
こういう言い方はどうかと思うが一妻多夫の場合、子供生む能力を持った成体は妻一人だけ
であり、繁殖効率が頗る悪い。妊娠に係る期間も考えると、妥当とは言えない。

②子供のアイデンティティが不明になる問題
一夫多妻の場合、夫Aと、その妻B、妻C、妻D・・・の間に性的な関係があったとしても
生まれる子供は、妻が不倫でもしてない限り
夫A:妻Bの子供
夫A:妻Cの子供
夫A:妻Dの子供
ということを、夫と妻、両方が認めることができる。
しかし一妻多夫の場合、妻A、夫B、夫C、夫D・・・の間に性的な関係があったら
生まれる子供、つまり妻Aのおなかに宿る子供が
夫Bの遺伝子をもつのか、夫Cの遺伝子を持つのか、夫Dの遺伝子をもつのか
妻と夫、双方にとって判明がつかない。
妻の子供であることは明示的だが、どの夫との間の子供かは明らかにならない。

たぶん、そういう理由なんだろうなぁと思ってたんですが、まぁなんというか
どうでもいいっつーか・・・日本においてはそんなの関係ねぇわけですよね。


nice!(3)  コメント(1)  トラックバック(0) 

nice! 3

コメント 1

もりけん

こんにちは、はじめまして。とっても(私的には)すばらしい考察でした。
by もりけん (2007-12-12 03:05) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

減少するメールといろいろモノノ怪 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。