工場に萌える

本屋でみつけたいかしたｱｲﾃﾑがｺﾚ。
その名も「工場萌え」。
秋葉原を世界の中心に据えた近年稀にみる萌え文化。ついに対象は、美少女→工場へ。
これが世に言う性癖の飛躍というやつなのですね、安西先生。

内容はというと、日本は津々浦々の工場の写真をひたすら。。
しっかしかっこいいんだわ、無骨で。

というわけで、以後は電車の中の会話も様変わり。

「隊長！まじﾔﾊﾞｽ！ﾔﾊﾞｽ！報告するでつ！千葉は蘇我に大型工場できるとの噂を拙者は入手でつ！」
「ｷﾀｺﾚ！蘇我ｷﾀｺﾚ（´ω｀）」
「UE型大型舶用ｴﾝｼﾞﾝ動力炉、発電所用ﾀｰﾋﾞﾝ整備庫にいたっては24時間365日稼動！深夜作業のためのﾗｲﾄｱｯﾌﾟには計56000個の500W電球が使用され、その色数は5色！」
「も・・・も・・・萌ｴｽ～(´Д｀;)ﾊｧﾊｧ」
「まったく・・・蘇我工場のやつ・・・とんだ露出狂の淫売だぜ・・・」

雑誌ものりのり。

「週刊朝日総力特集！日本ﾓﾉ（の工場）と洋ﾓﾉはここが違う！大胆不敵！団塊世代のｵｼﾞｻﾏたちを魅了する誘惑（工場）の全容！」

巷のﾒｶﾞﾈ男子好きの腐女子たちも一変して工場萌えにｼﾌﾄ。
そんな世の工場ﾌｪﾁ女たちをﾅﾝﾊﾟするのは容易く…

俺「ねえｶﾉｼﾞｮ、俺とお茶しない？」
女「すいません急いでますので・・・」
俺「いーじゃんちょっとだけだからさ～」
女「やめてください！警察呼びますよ！」
俺「三菱重工大久保工場」
女「･･･え･･･！？」
俺「JEFｽﾁｰﾙ蘇我、宇部工場帯」
女「･･･あ、ああん･･･ああ・・・ああああああああああ(ペタンと座り込む)」
俺「SUS316で作られた輝くﾊﾟｲﾌﾟ、高い排突から噴き上がる炎」
女「ああ、あふゥッ・・・ひいいい・・ガクガク(恍惚としてよだれをたらす)」
俺「石油化学ﾌﾟﾗﾝﾄの林立するﾄﾀﾝﾋﾞﾙ」
女「ああ・・あ・うんっ・ああ・・・ﾋﾞｸﾝﾋﾞｸﾝ(よだれと涙を漏らす)」
俺「”頑張った自分へのご褒美”に石油ｺﾝﾋﾞﾅｰﾄの夜景とｼｬﾝﾊﾟﾝ」
女「あんっ！ああん・・らめ・・・もうらめえええ！（ｵﾙｶﾞｽﾞﾑ）」



つーわけでそんな萌え界のｲﾉﾍﾞｰｼｮﾝｼﾞﾚﾝﾏ。
破壊的なﾚﾎﾞﾘｭｰｼｮﾝというべきその内容…

とにかく本屋で読んでみてくれ。